海と山

家族でアウトドア&子連れ海外旅行

家族で高尾山に登る

家族で高尾山に行ってきました。 

テレビや雑誌でたびたび取り上げられる高尾山。

前々から一度は行ってみたいな〜と思っていたのです。

圏央道が開通したので、神奈川県の海沿いに住んでいる私たちにもアクセスがよくなりました。

天気もいい予報だったし、ちょうど紅葉シーズンということもあって、11月16日(月)ついに高尾山デビューとなりました。

アクセスはよかったけど… 

自宅を出発する時にナビで所要時間を調べたら、50分と出たので「おお〜さすが圏央道!早い!」なんて浮かれちゃっていたんですが… 

確かに高尾山ICまではあっと言う間だったけど、ICを下りたら、ものすごい渋滞。

駐車場に入れるかいきなり心配になる私たち…

ちょうど道路沿いの民間の駐車場の入口におじさんが立っていたので、入れるか尋ねたところ、大丈夫とのことで運よくスムーズに車を停めることができました。

ここに停められなかったら、あやうく駐車場難民になるところでした。セーフ!

駐車場の近くにコンビニがあったので、飲み物やおにぎりなどを買って行こうと立ち寄ったのですが、おにぎりやパンなど登山のお供になりそうなものは売り切れてました…ガーン。

ディズニーランド的な感じ

高尾山にはケーブルカーやリフトがあって、途中までそれらに乗って登ることができます。

うちは子どもがいることもあって、どちらかに乗って行こうと思っていたのに、乗り場は長蛇の列!!!

待ち時間を示す看板が出ていたのですが、なんとどちらも待ち時間は70分以上…

ディズニーランドか! 

ということで私たちは子どもを背負って頂上をめざすことにしました。

登山コース

高尾山はいくつか登山コースがあります。

「高尾山MAP」全コース図

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登山コース | 高尾登山電鉄公式サイト

私たちは6号路(びわ滝コース 3.3km 上り90分)を行くことにしました。

登り始めてすぐ、前掛けをかけたお地蔵さんの集団がお出迎え。 

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私はこういう前掛けをしたお地蔵さんが好きで(なんだかかわいらしくて)このようなお地蔵さんに遭遇すると必ず写真を撮ることにしています。

こんな、全員きれいな前掛けをかけている集団を見るのは初めてだったので興奮して写真を撮りまくる私。

そして他人のふりをする夫。

まだ登り始めて5分くらいしかたっていないのに、私だけ早くも80%くらいの達成感。 

そんなこんなで清々しい沢沿いの道を歩いて行き、途中、びわ滝を見て、さらに登って行きます。

分岐点があったので、どちらに行こうか考えていると、通りかかったおじさんが、「こっちに行くとすぐ展望台に出るよ」と教えてくれたので、展望台(かすみ台)へ行く道を進みました。

あれ?私たちは6号路で山頂まで行こうと歩いていたのに、山の中腹のかすみ台に出てしまったのです。

後でわかったのですが、私たちはびわ滝の手前にあった分岐点を右に行ってびわ滝のほうに進んだのですが、左に行くのが本来のルートだったみたいです。

私たちが歩いて来たルートもちゃんとした登山道だったのですが、コースマップには書かれていません。

どうやら、私たちが歩いたコース以外にも、コースマップにはない道がいくつかあるみたいです。 

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このコースマップはかなり大雑把ということが判明。 

お昼ごはん

高尾山は、ケーブルカーとリフトの到着する高尾山駅の周辺や山頂にも飲食できるお店があり、食べる物を持って行かなくても、いろんなお店があるのでお店を巡っていろんなものを食べるのも楽しいなと感じました。

私たちは展望台についたのがちょうどお昼頃だったので、「キッチンむささび」できのこ汁、豚角煮ちまき、フライドポテト、ビールをいただきました。

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これをたいらげて上りで消費したカロリーを0にする私。

さらにこの後、他のお店で「濃厚ミルクジェラート」なるものを食べて消費カロリーよりも摂取カロリーを上回らせる私でした。

その後は高尾山薬王院を経て、山頂をめざします。

展望台から山頂までの道のり(1号路)はやはり混雑していました。

薬王院でお参りしたかったけど、「ちょ、ちょっとこれは…」という感じの人ごみでした。 

山頂からの眺め。

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下山は稲荷山コースで

下りは、往路とは違う道を行ってみようということで、

稲荷山コース(尾根コース 3.1km 下り70分)を行くことにしました。

尾根道を歩いたり、展望台があったりでこちらもいいコースだなと思いました。

ちなみに紅葉は、うっすらと色づいている程度でした。

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TAKAO 599 MUSEUM

下山してから寄ってみた高尾山のふもとにあるミュージアム

白を基調とした館内には、高尾山の動植物についての展示があります。

特別展示やイベントの際には有料となる場合もあるみたいですが、通常の入場は無料で、カフェも併設されています。

「PLAY MOUNTAIN」というキッズスペースもあり、木馬や積み木で遊んだり、本を読んだりできます。

この日は子どもを背負って歩くことが多かったので、子どもも体を動かしたいだろうと思い、このキッズスペースで子どもを遊ばせてから帰りました。

高尾山の起伏を再現したという小さな山?があって、登って遊べます。

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家族で登山をする際、子どもが一緒に歩いて楽しめる年齢だったらいいんだけど、もしまだ小さくてベビーカーに乗りっぱなし、背中に背負いっぱなし…という場合は、最後にここに立ち寄って、子どもを遊ばせてあげるのもいいかもしれません。

ミュージアムの外も芝生広場があって、外でものびのびできます。

▶︎TAKAO 599 MUSEUMについて詳しくはこちら

ちなみにミュージアムのウェブサイトにも登山コースの情報が載っています。

こちらはコースごとにルートや写真付きの解説が出ているのでオススメです! 

今回の登山のまとめ

▶︎混雑必至!車で行く際は、駐車場をまず確保しよう!

紅葉シーズンということもあって、道路も駐車場も混雑してました(平日なのに…)

高尾山公式ホームページには、

  • 高尾山薬王院祈祷殿駐車場
  • 八王子市営高尾山麓駐車場
  • 京王高尾山駐車場

が出ていますが、民間の駐車場もあります。

ちなみに私たちが駐車したのは高尾山薬王院祈祷殿駐車場(ここは満車だった)近くの

駐車場で、1000円/1日でした。

今回の私たちのように紅葉シーズンという混雑必至の時期に行かれる方は、駐車場に車を停めるのも一苦労だと思います。

もし混雑する時期に出かけるようであれば、空いている駐車場を見かけたら、すぐそこに入ってしまったほうが賢明かもしれません。 

▶︎自分たちに合ったコースを選ぼう

ケーブルカーやリフトがあるので、体力に自信がなかったり、家族で行ったりしても手軽に登ることができます。

ただし、混雑している時期はケーブルカー、リフトともに長時間並ぶことになるので覚悟が必要かも。

今回は平日で70分待ちだったので、土日はどうなってしまうのだ。恐るべし。 

コースは分岐点に案内が出ているものの、マップに出ていない道もあるので注意。 

▶︎荷物を少なくしたいなら食べる物は持って行かなくても何とかなる。でも…

水分補給は必要なので、飲み物は持参しなくてはいけませんが、食事は飲食できる場所がふもとにも中腹にも頂上にもあるので、食べる場所には困りません。

ただし混雑するシーズンは、並ぶのは必至です。

私たちは昼食を現地調達しようと思って、登山前にふもとのコンビニに寄りましたが、道中手軽に食べられるおにぎりなどは全然ありませんでした。

私たちのようにコンビニで何かを買って道中で食べようと思っている人は、コンビニで買えない可能性もあるので注意してください。 

▶︎服装は?

11月半ばの晴天の日(この日の最高気温は22℃)に登った私たちですが、歩いているうちに暑くなり、Tシャツに。

木陰や休憩中は少し肌寒くなったので、はおるものが1枚あれば0Kでした。

靴は、KEEN PYRENEES を履いて行きました。

ケーブルカーなどを使って1号路を歩くという場合であれば、スニーカーでも大丈夫だと思いますが、他のコースも歩くのであれば登山用の靴のほうがよいかもしれません。

▶︎小さい子どもがいても大丈夫?

うちの子どもは9ヶ月で歩き、現在1歳2ヶ月なのでわりと安定して歩けるのですが、今回歩いたコースで自力で歩いたのはかすみ台や稲荷山コース途中の平らな道。

あとは背負って歩きました。

高尾山はケーブルカーなどもあるのでベビーカーでも途中まで登って行けるし(実際にベビーカーで赤ちゃんを連れている家族もけっこういました)私たちのようにふもとから背負って登るにしても、頂上までは長い距離ではないので(勾配がキツイところはありますが)小さい子どもがいても十分登山気分が味わえます。 

最後に

前々から気になっていた高尾山。気軽に行けて、登りやすい。

人気のヒミツがわかったような気がします。

今回は紅葉シーズンだったのですが、

行く時期によっていろんな山の表情が見られるのでしょうね。

今回は「人が多いな〜」って印象だったんだけど、人気スポットだから、紅葉シーズンじゃなくてもいつもけっこう人が多かったりするのかな?

今回私たちはまんまと紅葉シーズンに行ってしまい、紅葉よりも人を見に行った感じですが…(土日はもっと恐ろしいことになるんだろーな)

でも、なんだかんだで楽しかったです。 

これから紅葉を見に高尾山に行こうかな〜と思っている人、小さい子どもがいるけど山に登ってみたい!と思っている人の参考になれば幸いです。 

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