海と山

家族でアウトドア&子連れ海外旅行

超簡単!段ボールでピザ窯を作ったよ

子どもと長野の実家に帰省してきました。

このブログにも何度か登場している長野の山奥にある私の実家ですが、

庭が広いので(自慢でもなんでもなくて、田舎の家はどこもムダに庭が広いのだ)わざわざどこかに出かけなくても庭でアウトドアが楽しめちゃうのです。

私は前々からこの実家の庭にピザ窯を作ろうと思っていて、「今回 帰省した時には絶対作るぞ」と思っていたんだけど、いろいろ調べてみたら、耐熱レンガやらコンクリートブロックやらの材料を揃えるのに意外とコストがかかるのと、女性が一人で作るのはなかなか大変そうだということがわかり、本格的なピザ窯を作るのは断念しました(ガックシ)

そこで「もっと簡単に作れる方法はないか?」と考えたところ、以前 段ボールで燻製器を作ったのを思い出し、「これをアレンジしてピザ窯を作ってみよう」と思い立ちました!

段ボール燻製器について詳しくはこちら☟

まずこの記事を読んでいただくと、後に紹介するピザ窯の作り方の説明がよりわかりやすいと思います。

よくある段ボール ピザ窯はこんな感じ

ということで、私は段ボール燻製器をアレンジしてピザ窯を作ることにしたんだけれど、参考までにネットで一般的な段ボール ピザ窯の作り方を調べてみることに。

一般的な方法で作る段ボール ピザ窯(段ボールオーブン)はどれもだいたいこんな感じのものでした☟

こちらのブログでは、このブログの段ボール燻製器の記事をご紹介いただいてます(ありがとうございます)

段ボール箱の内側にアルミホイルを貼り付け、側面から針金(または金串)を通し、そこにピザを置くための焼き網をのせるというもの。

段ボール箱の下には炭を置いて、この熱でピザを焼くという仕組み。

ちなみに調べた中には、一度に複数のピザを焼くために、焼き網を2~3段セッティングしているものもありました。

ただしこの作り方だと、炭を置いた部分の段ボールが熱で焦げてしまうことがあるようです。

段ボール燻製器をアレンジしたピザ窯だと、炭は地面に置くのでそのようなことは起こりません。

段ボール燻製器の焼き網のセッティングは1段ですが、わが家は3人家族で一度にたくさんのピザを焼く必要はないので(1枚ずつ焼いて、食べている間にまた焼けばいいし)焼き網が1段でも問題なし。

ということで、ネットによく出ているような一般的な作り方ではないけれど、段ボール燻製器をアレンジしたピザ窯でもうまくできそうな気がしたので、さっそく作ってみることにしました。

段ボールでピザ窯作り(燻製器アレンジ バージョン)

では、材料や作り方を紹介します。

材料

  • 段ボール箱(タテ36cm×ヨコ36cm×高さ28cm)
  • 焼き網(タテ30cm×ヨコ48cm)
  • アルミトレー(タテ26cm×ヨコ32cm×高さ7cm)
  • アルミホイル
  • カッター
  • ガムテープ
  • キッチンテープ(アルミテープ)
  • のり

段ボール箱は家にあったもの。

ない場合はスーパーなどでもらってくださいね。

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アルミホイル、カッター、のり、ガムテープあたりはお家にありますよね。

そのほかの材料を揃えるにしても、すべて100円ショップで購入できるものばかりなので、コストも全然かかりませんよ~!

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段ボール箱・焼き網・アルミトレーはここに示した大きさのものでなくてもOK。

特に段ボール・焼き網はピザが焼ける大きさのものであればどんなものでも大丈夫です。

作り方

  1. 段ボール箱は下の部分がガムテープ等で閉じられていることが多いですが、そうなっている場合は、まずカッターでテープ等を切って開閉できるようにしてください。
  2. 段ボール箱の開閉する部分(上下どちらか一方)を内側に折り込み、

    f:id:shiotaman:20160812204712j:plain折り込んだ部分をキッチンテープで留める。

    f:id:shiotaman:20160812204833j:plainこちら側がピザ窯を置くとき、下になります。

  3. 段ボール箱の側面に、カッターで焼き網をセットするための切り込みを入れる(切り込みは真ん中より少し上くらいに入れました)f:id:shiotaman:20160811154247j:plainちなみに1で段ボールを内側に折り込んだほうが下、開閉できる部分がそのままになっているほうが上になるので間違えないようにしてください。
  4. 反対側の側面の、同じ高さのところにも同様に切り込みを入れる。
  5. 切り込みを入れた部分にキッチンテープを貼る(切り込みを入れた部分の段ボールを覆うように)

    f:id:shiotaman:20160811154331j:plain

  6. 段ボールの内側にのりをつけ、アルミホイルを貼り付けていく。
  7. 段ボールの折り目がついている部分など貼り付けたアルミホイルが破れやすいと思われる箇所はキッチンテープを貼って補強する(そのほかアルミホイルが破れてしまった箇所もキッチンテープで補修)
  8. 3の切り込みを入れた部分に焼き網を差し込み、箱を貫通するようにセットする。

    f:id:shiotaman:20160811154405j:plain

    横から見るとこんな感じ。

    f:id:shiotaman:20160811154422j:plain

  9. できあがり(所要時間約90分)

以前 燻製器を作った時には、まだお手伝いは難しかった娘でしたが、今回は私がやっているのを見て、自分からお手伝いをしてくれました。

娘は今1歳11ヶ月ですが、のりをつけるお手伝いができました(もちろんちゃんとつけられるかどうかは別として)

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もっと大きなお子さんがいたら、一緒にいろいろできますね。

所要時間ももう少し短くなると思います。

実際にピザを焼いてみます!

今回はピザ窯を作るのがメインだったので、ピザ作りは省略。

焼けばすぐに食べられるっていうピザを買ってきて焼きました。

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アルミトレーに炭と着火材を入れて、火をつけます。
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その上にピザ窯を置きます。

焼き網にピザをのせて、ふたをします。

ふたの隙間にはガムテープを貼ります。

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待つこと約10分…焼けました!

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火加減によって焼く時間は変わるので、様子を見ながら焼いてくださいね。

今回は火を起こした後、炭を平らにするのを忘れていて、ピザの中心部分が焦げてしまいました。
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次回は、火を起こしたら炭を平らにして、ピザに均一に熱がいくようにしないと!

このままでも十分おいしかったですが、ピザ生地の裏にオリーブオイルを薄く塗って焼くと、生地がパリッと焼けてさらにおいしいかも!

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ちなみにピザを取り出す際は、フライ返しのようなものがあると便利です(網から持ち上げて取り出すので…なくてもなんとかなりますが)

次はキャンプでやってみたい!

ピザ窯を作るにあたっては、材料も少なく特別な道具もいらないので、キャンプの時に現地で作ってみるのも楽しいと思います。

しかもこれは燻製器と同じ作り方なので、燻製を作った後、内側にアルミホイルを貼ればピザ窯に変身するので1台2役!

たくさん焼きたい時には、大きな段ボール箱にして、焼き網も大きいものにするか、2段にするとか改良してみてくださいね。

次回はピザも自分たちで作って焼いてみようと思います♪

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