子連れでミャンマー旅行!⑮〜まとめ編 雨季でも観光できる?服装は?子連れでも大丈夫?旅の必需品はこれ!〜
子連れでミャンマー旅行…準備・出発・帰国まで振り返ってみると、ものすごく盛りだくさんで長編になってしまいました。
さて、最終回となる今回は、旅行のまとめとして 、雨季の観光について・子連れで旅行する際の注意点・旅の必需品などについて書いてみたいと思います。
雨季でも観光できる?
ミャンマーは、5月〜10月中旬は雨季になります。
つまり、私たちが旅行した7月下旬〜8月上旬はまさに雨季真っ只中でした。
当初「ミャンマーに旅行に行きたい!」と思って計画を立て始めた時も、この雨季というのが1番の心配でした。
でも、調べていくうちに、1日中降り続くことはないということや、バガンは雨季でもほとんど雨が降らないということから、「きっと大丈夫じゃん?」という流れになり、ミャンマー旅行は決行されました。
ほとんど雨は降りませんでした
ヤンゴンに到着した時と帰国する日に空港に向かっている時は、ものすごい豪雨でしたが、それ意外は全くと言っていいほど観光中に雨に降られることはありませんでした。
降ってもパラパラという小雨程度で、すぐに止みました。
夜間に降ることもあったけれど、朝には上がっていて、日中は観光ができました。
なので観光にはまったく支障はなかったです。
チャイティーヨー・パヤー(ゴールデンロック)は断念
現地に到着して天気が大丈夫そうであれば、【ゴールデンロック】にも行ってみたいと思っていましたが、ヤンゴンに到着した時にものすごい豪雨だったので「ゴールデンロックに行く道中にこんな雨に降られたらヤバイ…」と思い、ゴールデンロック行きは泣く泣く断念しました。
なぜなら、ヤンゴンからゴールデンロックまで行くまでは、かなり時間がかかるんです。
まずヤンゴンからゴールデンロックの麓の町【キンプン・ベース・キャンプ】までバスやタクシーで4〜4時間30分、そこからゴールデンロックまでは政運営のトラックの荷台に1時間ほど乗って行くという過酷な道のり。
トラックの荷台には屋根が付いているものの、雨が激しい時にはずぶ濡れになるらしい。
小さい子どもがいるので、道のりがハードなうえに雨が降ってきたらさらに最悪なことになる…ということで今回はゴールデンロックはあきらめました。
しかもゴールデンロックは頑張って行ったとしても、女性は触れないので少し離れた所から見るだけらしい…ガックシ。
雨季は旅費が安いのでおすすめ
私たちの場合、天気が心配でゴールデンロックに行けなかったということを除けば、ヤンゴンでは雨季でも天気に恵まれたので観光に支障はありませんでした。
しかも、雨季はオフシーズンにあたるので旅費も安くなるし、観光客も少ないというメリットもあります。
乾季は天気もよく観光にはいいシーズンですが、旅費も高くなるし観光客も多いです(特にバガンはハイシーズンにはすごい観光客の数だそうです)
乾季に行くにしても、雨季に行くにしても、メリット・デメリットはありますよね〜。
ということで雨季でもじゅうぶん旅行は楽しめるので「ミャンマーに行ってみたいけど雨季で天候が心配…」という方、ともかく行ってみてください!
どんな服装がいい?
ミャンマーは南北に長いので、地域によって気候が異なりますが、旅行で訪れるような地域は年間を通して高温多湿なところが多いようです。
今回訪れたヤンゴン・バガンでは、ヤンゴンは気温はそれほど高くないものの、雨季で湿度が高かったためムシムシして体感的にはそれなりに暑く感じました。
バガンはカラッとしていますが、とにかく日差しが強く、ジリジリとした暑さ。
ということでヤンゴンもバガンも服装は半袖でOKですが「焼けたくない!」という人は長袖シャツでもいいかもしれませんね(暑いけど)
帽子も忘れずに。
ミャンマーではサンダルで過ごすことが多いと思うので、靴下もいらないですよ。
服装の注意点
ミャンマーは過度に肌を露出するのは好まれないので、タンクトップ・ショートパンツ・ミニスカートは避けたほうがいいかも。
寺院では、服装についての注意書きが掲示されているところがありましたが、キャミソール(肩のストラップがひも状になっているもの)は禁止みたいです。
ちなみに私は旅行中、半袖&ガウチョパンツというスタイルで過ごすことが多かったです。
子連れでも大丈夫?
ミャンマーには初めて行くので(しかも子連れで)食べ物は口に合うかとか、衛生面とか、子どもでも楽しめるかとか…行く前はいろいろと不安なこともありましたが、実際にはぜんぜん大丈夫でした〜!
ミャンマーは意外と近い
ミャンマーは思っていたよりアクセスがよく、子連れでも行きやすい国だと思います。
ANAはヤンゴン行きの直行便があり(フライト時間も約7時間でそれほど長くはない)便利です。
私たちはJALを利用しましたが、バンコク乗り継ぎでも大変さはまったくありませんでした。
ANAもJALも機内食・サービス・機内エンターテイメントが充実しているので、子どもも過ごしやすいと思います。
治安がいい
ミャンマーでは、どこに行っても子どもに対して「かわいいね〜!」って声をかけてくれたり、ほっぺをツンツンしてくれたり、とってもフレンドリーでした。
私は今までいろんな国に行ったけれど、ミャンマーの人たちは素朴で優しい人が多い印象でした(あくまでも個人的な意見ですけど)
治安もいいし、子連れで旅行するにはいい国だと思います。
食事もおいしい
ミャンマーでの食事は、屋台でローカルフードを楽しんだり、スーパーでお惣菜を買ってきて食べたり、レストランに行ったり…と、予算やその時の気分に応じていろいろと選択肢があり、楽しめます。
お腹が心配な人は屋台での食事は避けたほうがいいかもしれませんが、地元の人と一緒に食べるご飯はなんともおいしいです。
うちの娘も屋台で食事しましたが、お腹はぜんぜん大丈夫だったので、子連れでもぜひトライしてほしいです。
ミャンマーを子連れで旅行するときのポイント
ミャンマーでは、パゴダを見たり歴史的・文化的な観光になり、子どもには少し退屈かもしれないので、プールがあるホテルに宿泊したり、馬車で観光したりするなど子どもが楽しめる時間を作ってあげられるといいと思います。
乾季であれば、ビーチリゾートに滞在したり、バガンでは熱気球に乗るという観光もあるので、子どもも楽しめそうです。
もし子連れ旅行で懸念される点をあげるとすれば、健康面でしょうか。
うちの娘は、旅行中体調を崩したり屋台で食事をしてもお腹をこわすといったことが全くなかったんですが(もともと病気とか全然しないんです)デリケートお子さんだとちょっと心配かもしれないですね。
医療機関は日本より水準が低いだろうし、何かあった時に心配というならあえて旅行先はミャンマーじゃなくてもいいかもしれませんが「ハワイやグアムなどファミリー向けの旅行先よりも、ちょっと変わったところに行ってみたい」という方はぜひミャンマーへ!
旅の必需品はこれ!
それでは、ミャンマーを旅行する時に「これはあったほうがいい!」というものをご紹介していきたいと思います。
ビーチサンダル
パゴダや寺院に入る時には必ず裸足になるので、観光の時にはビーチサンダルが便利。
雨が降って濡れてもOKだしね。
バガンの観光地では舗装されてないところを歩くことが多く、靴だとすぐに土埃で汚れてしまいます。
私は【havaianas(ハワイアナス)】のビーチサンダルを愛用していて、旅行の時もこれを履いてました。
いろんなデザインがあっておしゃれだし、とっても歩きやすいので旅行中たくさん歩いてもぜんぜん疲れません!
オススメです。
日焼け止め
ミャンマーは雨季でも晴れる時があるので、そのような時にはそれなりに日差しも強いです。
バガンはヤンゴンよりさらに日差しが強かったので、日焼け止めは必携です!
ちなみにミャンマー人は【タナカ】という樹木を原料とする化粧品(日焼け止めの役割もある)を使っているので、現地でトライしてみるのもいいかも…
白っぽい顔の女性はタナカを塗っています☝︎
虫除けスプレー
虫除けも忘れずに持って行きましょう。
私が愛用しているのは【PERFECT PORTION(パーフェクトポーション)】アウトドア ボディスプレー!
とってもいい香りで気に入ってます♪
子どもには、1本で日焼け止めと虫除けの効果がある【アロベビー】UV&アウトドアスプレーがオススメ。
これ、すごい楽チンですよー!
しかもとってもいい香り!
蚊にさされた時のために、ムヒなどのかゆみ止め薬も持って行くといいでしょう。
抱っこひも
うちの子どもは2歳で、体力はあるほうですが、さすがに大人と一緒に行動すると途中で「疲れちゃった…」となり、そんな時には抱っこひもでだっこやおんぶをしました。
観光中、疲れて眠くなってしまうこともあるので、そういう時にも抱っこまたはおんぶしながら寝かせておくこともできるので、持って行くと重宝します。
ちなみに道路の状態などを考えると、ベビーカーでの移動は厳しいです。
雨具
雨季の旅行では雨具を持って行きましょう。
今回の私たちの旅行では全くと言っていいほど出番はありませんでしたが、持って行ったほうがいいです!
ポンチョだと着脱が楽チンで、リュックを背負っていたり、子どもをおんぶしたままでも着ることができるので、私はレインポンチョを持って行きました。
旅行の時には傘よりもレインコートやポンチョがオススメです。
まとめ
これでミャンマー旅行に関する記事は最終回となります。
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。
ミャンマーは、旅行先としてはマニアックですが、行ってみてよかったです。
かなり楽しめました!
ホテルやお店などでは日本語を話せる人はなかなかいないので、英語ができたほうがベターですが、できなくてもなんとかなると思います。
ミャンマーはみんないい人たちなので…
興味のある方は、ぜひ行ってみてください!