親子で熊野古道を歩く!浮島の森
沼地に島のように浮いている植物群落で、寒冷地帯から亜熱帯地方までの植物(約130種)が共存するという珍しい生態系が見られます。
しかも街の中心部にこのような植物群落があるのは世界的にも珍しいそうで、国の天然記念物にも指定されています。
浮島の森はこんなところ
入場料
17時閉園なのに到着したのは16時半…ヤバい!時間がない!と急いで入園しようとしたところ…有料~っ!
でもよくよく案内を見ると入場料は大人100円!
500円だったらちょっと考えちゃうとこだけど「100円ならまあいーか!」ってことで受付?みたいな小屋に入り(ここを通過しないと中に入れない)そこにしたおじさんに入園料を支払いました。
ってかガイドブックに入園料ちゃんと書いてあったわ。
案内板には【小人(小学生以下)50円】と書いてあったけど1歳のうちの子は無料でした。
ちなみに駐車場も無料。
受付のおじさん
「時間もないしさっそく見るぞ~!」と思ったら
「そこにある写真は…」と聞いてもないのにおじさんがいきなり説明を始めた!
よく見ると小屋の壁には昔の浮島の写真や、水深や沼地の泥の調査結果など浮島に関してのいろんな情報が満載なのでありました。
その情報やこの地に伝わる伝説なんかを(聞いてもないのに)丁寧に説明してくださるおじさん。
「はあ~ナルホド…」という相槌しか出てこない私たち。
「早く見に行きたいんですけど…」という雰囲気を思いっきり醸し出すんだけど、おじさんは気づかない!
私たちが「はあ~ナルホド…」を30回くらい発したところでようやくおじさんの話が終わりました。
おじさんは話の最後に「まあ、ここは15分もあれば全部回れるから」と言ったので時計を見ると16時45分。
あと15分で閉園じゃん!
おじさん15分もしゃべってたよ!
そんなこんなで私たちは急いで入園しました。
いざ浮島へ!
池を取り囲むように通路が整備されていて、順路にしたがって進みます。
写真☟の左側に映っている森みたいなのが浮島。
おじさんの話によると、昔はこの沼地はもっと広く、強風が吹くと浮島が風で動いたそうです。
今でも大雨が降った後など水位が上昇すると、それによって浮島の位置も上昇するんだとか。
その様子をぜひ見てみたいものです。
そして、この小さい橋みたいなの☟が浮島への入口。
浮島に上陸?してビックリ。
木が生い茂っていて、まるで森の中にいるみたい!
住宅地の中にある沼地に浮いている島にいるとは思えない…不思議なところ。
伝説の【蛇の穴(じゃのがま)】
受付のおじさんが(聞いてもないのに)説明してくれたのがこの蛇の穴の伝説。
【おいの】という美女が薪を拾いに来たところ、大蛇に沼底に引きずり込まれた…という伝説があるそうです。
【おいの】が引きずり込まれたという大蛇の穴にはこのように立札があるので☟チェックしてみてね。
ちなみにこの伝説を元にした【蛇性の淫】(上田秋成【雨月物語】)というお話があります。
そんなこんなでおじさんの説明どおり所要時間15分くらいで浮島を見て回ることができました。
全体像はこんな感じ☟
まとめ
もれなく受付?のおじさんのためになる話を聞くことができます(笑)
ちなみにこの後 新宮市内の商店街を通ったところ、不思議なお店を発見。
10ヶ月払いにしないといけないほど高い家具が売られているのか…
6ヶ月払いとか他の支払い方法では許されないのか…謎の家具センター!